Monday, June 22, 2009

サマリア沖の海賊はロビン フッド

サマリアの無政府状態が続いて久しい。

この状態の中、サマリア沖ではサマリア人による海賊が続出、近辺を通過する大型タンカーや漁船を襲っている。
サマリア人はけしからんと言うのが、世間の通常の思いではないだろうか、私もその一人だった。

ところがサマリア側からの話を聞くと、全く異なった様相が浮かび上がって来る。

サマリアの無政府状態を良いことに、サマリア沖の豊富な漁場をめがけて、あらゆる海域から多くの外国漁船が集まってきて、大量の魚を、ごっそり捕獲して行くようになったそうだ。

この為73%の極貧のサマリア人にとって、日常食である魚にも、事欠くようになったと言う。

また外国船が、自国では破棄を禁じられている有毒廃棄物を、サマリア沖に、運んできては破棄して行くとの事。潮が満ちるとこの廃棄された毒物が海岸に打ち寄せられて、海岸沿いに住む人々を苦しめていると言う。

悲惨な状態に置かれているサマリア人の中から、”おまえ等がそうなら、こっちもこっち”と言った思いが生まれても、おかしくないではないか。

現在オランダで裁判を受けている、このサマリアの海賊の一人は、餓死に近い状態だった自分は、止む無く海賊になり、金持ちから盗った物品を、その日の食にも事欠く人々へ、分け与えていたといっている。この弁護をしている弁護士は彼を”現代のロビン フッド”と呼ぶ。

中にはあくどい海賊もいるのだろうが、すべての海賊がそうでは無いと言う事だ。

このサマリアの現状に群がる連中は"火事場の泥棒”ーーーーサマリアが火事で、姑息な外国船や漁船は、泥棒。

諸大国もこの海賊退治にやっきとなっているが、サマリア側の話も考慮し、泥棒にならないようにして欲しいもの。

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