太宰は生涯に二度心中をした。一回目は女性のみが死亡、彼は生き残った。
後半のは妻が居ながら、愛人を道ずれにしての心中である。
妻に残した遺書には、"愛したのは貴女だけ”とあった。
一体、この愛人とは彼にとってなんだったのか、彼女が余りにも憐れで浮かばれないのではと、同情してしまう。
とはいっても”こんな男と心中した貴女が悪いのよ”と突き放してやりたくもなる。
でも、どちらから誘った心中かで、また議論があることだろう。
いずれにしても、妻を上座に置き、愛人と共に往った太宰という作家、私は好きになれない。
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