Wednesday, February 4, 2009

或る重症障害児を持つ夫妻の悲劇

海外に住む私達はインターネットから配信される日本のニュースは欠かせない。

今日も何時もの様に何気なく読んでいる中に、悲しい胸が張り裂けそうなニュースがあった。

それは重症のダウン症候群の息子の介護に疲れ果てた初老夫妻が一家心中を試みた結果、夫一人が生き残り、裁判で死刑にして欲しいと懇願したが7年の刑が下ったと言うもの。

裁判官は障害児を持ったのも、生き残ったのも意味があるのだからと諭したという。

宗教を持った者に対してはどうかしらないが、障害児を持ったことでそれに意味があったと言われても、所詮それは他人だから言えることではないか。

励ましのための裁判官の言葉だったろうが、普通の子であればこんな悲劇も起こらなかったはずだ。

刑に服したとて、夫の生き残っての後の人生は苦悩以外の何ものでもないだろう。

だからといって、また死を選んで欲しくない。あまりにも酷だ。

果物ナイフでの心中だったというのが、またしても悲惨で、この夫婦の今までの思いが伺えるのだ。

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