Sunday, May 31, 2009

皮肉な結果に終わったエコ航路

最近起こった話です。

イギリス人男性二人がエコ航路、つまり”CO2削減実施”の航海を計画。

約10メーター長のヨットにソーラーパネルを設置しグリーンランドのポーラー アイスをめざしました。

最初はスムースな航海だったらしいのですが、途中嵐に遭遇してしまったのです。

なにせ自然のなせる業は怖い。

ヨットのソーラーパネルは100メーターの強風で剥がれ、マストは折れ、遂にSOSを発信、近辺を航海中の船に助けを求めなければなりませんでした。

救助に来たのは、なんと113,000トンのオイルタンカー!

このタンカー680,000バーレルのオイルを運行中でした。

しかもSOSを受けたのは、ヨットから遥か100キロメーター位の彼方を航行中。

救助を必要と知ったタンカーは、進路を変更し直行、ヨットの救助に当たったのは言うまでもありません。

この話で面白くも皮肉なのは、エコを建前としていたものが、散々エコの敵にされている、オイルを司どるものに助けられたと云う事なのです。

このタンカーが救助に向かった際に、使用したオイルが吐き出したCO2は、54.2トン。

救助された人々を、イギリスまで運んだヘリのオイル消費に対してのCO2の量は、一人当たり600Kgでしたとさ。

人々にエコ意識が広まる中、私達が気を付けているつもりが、どこかで洩れている事があるのかも、分りませんね。

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