最近起こった話です。
イギリス人男性二人がエコ航路、つまり”CO2削減実施”の航海を計画。
約10メーター長のヨットにソーラーパネルを設置しグリーンランドのポーラー アイスをめざしました。
最初はスムースな航海だったらしいのですが、途中嵐に遭遇してしまったのです。
なにせ自然のなせる業は怖い。
ヨットのソーラーパネルは100メーターの強風で剥がれ、マストは折れ、遂にSOSを発信、近辺を航海中の船に助けを求めなければなりませんでした。
救助に来たのは、なんと113,000トンのオイルタンカー!
このタンカー680,000バーレルのオイルを運行中でした。
しかもSOSを受けたのは、ヨットから遥か100キロメーター位の彼方を航行中。
救助を必要と知ったタンカーは、進路を変更し直行、ヨットの救助に当たったのは言うまでもありません。
この話で面白くも皮肉なのは、エコを建前としていたものが、散々エコの敵にされている、オイルを司どるものに助けられたと云う事なのです。
このタンカーが救助に向かった際に、使用したオイルが吐き出したCO2は、54.2トン。
救助された人々を、イギリスまで運んだヘリのオイル消費に対してのCO2の量は、一人当たり600Kgでしたとさ。
人々にエコ意識が広まる中、私達が気を付けているつもりが、どこかで洩れている事があるのかも、分りませんね。
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